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私はコロナで仕事を辞めました!

スーパーマーケットの売り場の写真スーパーマーケットの売り場

2児の母のmacoです。

2年ちょっと勤めたスーパーを辞めました。

仕事を始めた経緯

起立性調節障害の息子kunが私立中学に、兄kunが大学に入ってすぐのこと。
近所のスーパーに勤める知り合いに、誘われました。

まだ、息子kunが学校に行けるかどうかわからない時期だったので、最初は断っていましたが、何度も誘ってもらったこと、子供たちの学費の事を考えると「働かないと!」と思う気持ちも強かったことと、なにより

店長
店長
macoさんの事情は分かりました。
子供の送迎優先でいいので、働いてみませんか?

と、言っていただいたことで、働く決心をしました。

maco
maco
いろいろとご迷惑をかけると思いますが、頑張ります!
よろしくお願いします。

状況が変わってきました

それから、約2年、店長や周りのスタッフのご厚意に甘え、子供の送迎を優先しながら、働いていたのですが、新型コロナウイルスの流行で、状況が変わってきました。

学校が休校になってからは、出勤時間が1時間早くなりました。
その時は子供の登校時間を気にせずに仕事へ行けたし、帰る時間も1時間早くなるわけだから、子供のお昼ご飯もちょうどいいかな!?と思っていました。

しかし、非常事態宣言が出てからは状況が悪化してきました。

外食を控えたり、大型店舗での買い出しを控えたお客さまが、私が勤める比較的小さな店舗に来てくださるようになったのです。
最初の内は、売り上げも上がり、自分の担当するエリアの商品が売れていくのを見て、「ありがたいことだな~」と感じていましたが、毎日が売り出し?いや年末年始並みの忙しさで、とにかく目の前にある仕事を終わらせるのに必死でした。

短時間のパートでしたが、仕事が終わり、ロッカールームに行ったら、その場にうずくまって動けない日が続きました。

追い打ちをかけたのは、学校再開

体力的にいっぱいいっぱいの状態が続いていた時に、私にとって一番のダメージとなったのは、学校再開でした。

maco
maco
今の勤務時間では息子kunを送って行けない。

ダメもとで店長に相談をしたのですが、

店長
店長
うーん、今の状況では難しいね。

やはり以前の勤務時間には戻してもらえませんでした。

常々、「従業員が働きやすい職場を」と言ってくださった店長ですが、この状況下ではほかの方に負担がかかりすぎるため、難しかったようです。

もともと不登校がちで遅刻も多い息子kunを、学校に送って行くとなると、
何時に仕事に行けば…
何時に起こせば、学校に行ける?
起きなかったらどうする?

結局、更に早い時間から働き始めることになりました。

それでも、相変わらず、頭の中でぐるぐる時間のことばかり考えていました。
今、起こせば何時に学校に行ける?
今から送って行ったら、発注、間に合うかな?
今日はさらに荷物が多いな、もし、息子kunが今から行きたいって言っても困るな…。

困る?そう思った時にはっとしました。

maco
maco
私、何のために仕事をしてるんだろう?
息子kunのために仕事をしているのに、本末転倒だ!

仕事を辞めた理由

仕事を辞めた理由は、コロナ禍の忙しさの中で「息子kunを学校に送っていく」気力を失いかけていたからだと思います。

体力的にも気持ちの面でも限界だったのかもしれません。

それに私が仕事を辞めれば、子供がもっと学校に行きやすくなるのではないか?
そんな期待もあったからでした。

現在の心境は

実際、仕事を辞めてすぐの時には、少しだけ、子供が学校に行けたのです。
やっぱり辞めて良かったと思ったのもつかの間、すぐに元の「半引きこもり生活」に戻り始めました。

maco
maco
学校に行けそうだったら、いつでも言ってね。
学校に行けなくても元気だったらいいから。

焦らず、見守ることにしたら、体育祭や、卒業写真の撮影などなどの行事にはなんとか参加することができたし、なにより嬉しいことに、リビングに会話をしにくる機会が増え、少しだけですが表情が明るくなった気がします。

息子kunの表情が明るくなっただけで、十分、辞めて良かったと思います。

ピンチをチャンスに変える

もしも、新型コロナウイルスが流行しなければ、私は仕事を辞めるには至らなかったと思います。
しかし、これは私だけに起こったことではなく、世界中のすべての人に降りかかっている苦難なのです。

この苦難の中で、どう、生きていくのかが大事になります。

私にとっても息子kunにとっても一度きりの人生。

私が今すべきことは息子kunを全力でバックアップすること!

そして、時間や場所に縛られずにできる仕事を真剣に模索・確立していくチャンスだと思います。

まとめ

2年間、私を支えてくださった職場の皆さんには感謝しています。
このブログを読んでいただけるかどうかは分かりませんが、

maco
maco
本当にありがとうございました!

起立性調節障害の子を持つお母さんは、仕事を辞めた方がいいかどうかは分かりません。
多くの起立性調節障害児のお母さん方は仕事を続けていらっしゃいます。

他の人と比べず、私は今私ができることを、一生懸命に。
そして、少しでも未来につながるように、前に進んでいきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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